スピンデジタル、8K 3G/12G-SDI 送出向けに KONA 5、Corvid 88 を採用

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2019 年 7 月 11 日

次世代高品質ビデオアプリケーションのための高性能ビデオコーデックの開発を専門とするドイツ Spin Digital Video Technologies 社、株式会社スピンデジタルアジアパシフィック。

同社開発の超高精細映像向けビデオ再生ソフトウェア Spin Digital Media Player (Spin Player) は、大規模な展示イベント、パブリックビューイング、4K/8K 放送技術、VR システム向けに開発されたソフトウェアだ。Spin Player は、並列化処理を得意とし、CPU ベースのデコード独自技術により、4K/8K はもちろん、8K 以上の高解像度でも HEVC コーデックでのリアルタイム再生を可能にする。同ソフトウェアは 高精細な 4K/8K/16K 映像の送出に特化しており、その 8K 送出用の SDI ビデオボードに、AJA の KONA 5Corvid 88 が採用されている。

同社は 8K 映像を 3G-SDI あるいは 12G-SDI で送出するために、同社のソフトウェアと組み合わせて使用する SDI 接続のビデオ出力ボードの導入を検討していた。競合製品とも比較した結果、AJA から提供される OEM 向けの製品や SDK が複数のボードを 1 台の PC で使う際のメモリアクセスやタイミング制御に優れており、またデバイスのローレベル制御にも対応できる点などの優位性により、採用を決めた。

8 系統の 3G-SDI を搭載する Corvid 88 は、2017 年第 4 四半期から Spin Player に採用されており、3G-SDI × 16 の 8K 出力用にシステムに組み込まれた。同社のシステムでは、16 系統の 3G-SDI を同期制御する必要があるため、1 台のPC上で、2枚の Corvid 88 が使用されている。このように複数枚のボード制御を得意とするのが AJA の OEM 製品と SDK の大きな特長だ。

Corvid 88 は、複数のビデオストリームを同時に入出力する用途に適した開発者向けの製品で、ボードに搭載されている各端子をプログラム上から入力または出力のどちらかに設定できる。入出力の両系統に対応する端子を有し、双方向に使うことができるため、ニーズに合わせた自由かつ柔軟な設備を実現する。ロープロファイルとフルハイトの PCI 規格、どちらでも利用可能なシングルサイズ PCIe スロットのソリューションだ。

2019 年第 2 四半期には、12G-SDI 対応の KONA 5 も採用された。KONA 5 は、12G-SDI 入出力および HDMI 2.0 出力を備えたビデオ & オーディオ I/O ボードだ。同製品には 4 系統の 12G-SDI が搭載されており、リテール版のドライバでは、4K 対応の 12G-SDI ビデオ入出力ボードとなっている。さらに AJA SDK を用いることで、4 系統すべての 12G- SDI を入力あるいは出力に割り当てることができるため、開発者は 8K 60p あるいはマルチチャンネル 4K 用途に KONA 5 を使用することができる。

スピンデジタルでは、12G-SDI × 4 での 8K 送出用に KONA 5 を採用している。KONA 5 を 2 枚使用することで、8K 60p ステレオ送出や 8K 120p 送出にも使用することができる。AJA 製品により、3G/12G-SDI 双方での 8K/16K 送出を可能にした同社のシステムは、今日の映像市場で最も柔軟性のある 8K/16K 送出システムの一つである。

スピンデジタルについて

https://spin-digital.com/ja/

Spin Player について

https://spin-digital.com/ja/products/spin_player/

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