eスポーツトーナメント Ultimate Gamer、Ki Pro GO でハイライト映像を収録

eスポーツトーナメント Ultimate Gamer、Ki Pro GO でハイライト映像を収録

ライブ配信を USB メディアに記録、現場で編集してハイライトに活用

ベテランのライブイベントプロデューサーで、Black Stage Productions 社の創設者でもある Steve Suarez 氏は、従来の eスポーツ大会の形式を一新するべく、ジャンルを超えた eスポーツ選手権 Ultimate Gamer を創設しました。Ultimate Gamer の大会では、世界中のゲーマーが FPS (ファーストパーソンシューティング) や格闘ゲーム、スポーツゲーム、バトルロワイヤル、MOBA (マルチプレイオンラインバトルアリーナ) で競い合い、"Ultimate Gamer" のタイトル獲得を目指します。今年の夏初めて、マイアミで "Valorant" LAN トーナメントが 3 日間にわたって開催されました。Suarez 氏はその様子を世界中のファンに向けて SNS 上でライブ配信しました。3 日間の配信に使うハイライト映像の撮影には、システムインテグレーターである CineSys-Oceana 社が提供した AJA 社のマルチチャンネル H.264 レコーダー/プレーヤー Ki Pro GO が使用されました。

ライブ配信はイベントの成功に不可欠な要素でした。ライブ配信によって会場にいる人数を制限し、ソーシャルディスタンスを保った状態で、イベントを世界的なファンコミュニティに届けられました。イベントが終了するまでに、10 人のプレイヤーによる 30 時間以上のゲームを Twitch / YouTube / Facebook / Periscope にストリーミングしました。また映像は、Ki Pro GO を使って高品質の H.264 ファイルでリアルタイムに USB ドライブに記録され、イベント中に断続的に編集チームへ手渡されました。編集チームは H.264 ファイルを使って、配信用にリプレイとハイライトを挿入しました。録画した映像はすべてアーカイブされ、Ultimate Gamer が放送局や OTT プロバイダー向けに作成しているオリジナル番組の制作に使用されます。

CineSys-Oceana 社、テクニカルスペシャリスト Javier Mendez 氏が構築した Ultimate Gamer のワークフローには、ソニー製カメラが 3 台使われました。そのうち 2 台はジブに固定され、1 台は肩に担いで、会場のプレイヤーや主催者を撮影しました。各プレイヤーのゲーム映像は、PlayStation と Nintendo Switch のどちらの出力も、AJA 社のミニコンバーター FS-Mini を介してフレーム同期され、HDMI から SDI に変換された後、ライブスイッチング用のフィードに統合されました。ファーストパーソンビューの映像は、各プレイヤーのコンピュータからウェブカメラで撮影され、NDI を介して転送されました。3 台のカメラの映像とゲームプレイの映像 (1080p HD) は、すべて Newtek 社のビデオ制作システム Tricaster から直接 Ki Pro GO に記録されました。

Mendez 氏は以下のように述べています。

「Ki Pro GO を使って各映像を USB メディアに直接記録できるのは非常に便利です。エディターのほとんどはフリーランスで、ノートパソコンで仕事をしています。USB ドライブなら高品質のファイルをすぐに渡せて、エディターは Adobe Premiere Pro や Apple Final Cut Pro など、好みの編集ソフトを使ってすぐに仕事に取り掛かれます。1 時間もしないうちに、大会のリプレイやハイライト映像を配信に追加できました。ウェブブラウザからデバイスの制御と設定ができる点も大きなメリットです。最新のファームウェアアップデートでは新たに 10-bit に対応したので、常にダウンタイムのリスクがない高品質の動画が撮影できるようになりました。」

また Mendez 氏は、新型コロナウイルスによるパンデミックのような危機的状況の中でもゲームコミュニティをつなぐ、新しい方法の探求が重要だと強調し、次のように述べています。

「ゲームは人々を結びつけ、しばし現実世界からの気晴らしを提供してくれます。Ki Pro GO のおかげで大会を収録し、世界中の視聴者に高品質のビデオコンテンツを届けられます。Ki Pro GO は、信頼性の高いプラグアンドプレイのソリューションです。技術的な問題を心配する必要がなく、制作スタッフと編集チーム全体から好意的なフィードバックをもらっています。」

Ki Pro GO について

Ki Pro GO はポータブルサイズのマルチチャンネル H.264 レコーダー & プレイヤーです。同時に最大 4 チャンネルの HD や SD ビデオを市販の USB ドライブにリダンダント収録が行えます。 ハーフラック幅で 2RU の高さの Ki Pro GO は、持ち運びにもラックマウントにも相応しく、あらゆる環境に対応する設計です。

www.aja-jp.com/products/kipro/ki-pro-go

AJA Video Systems について

1993 年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。

# # #

当資料は、現地時間 2020 年 7 月 27 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。

メーカーリリース原文 : https://www.aja.com/news/user-stories/681

本リリースに関する問い合わせ先

AJA-JP
メールアドレス : announce@aja-jp.com
TEL : 0120-973-562 / FAX : 03-4400-7387
所在地 : 東京都千代田区平河町 1-7-20 COI 平河町ビル 2F

トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。

プレスリリースその他のニュースは、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。

トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。

関連情報

日々進化する放送技術に対し、AJA は世界中の放送、制作、ポストプロダクション、システムインテグレーターが将来に渡って使用できる技術を提供しています。

AJA 製品を扱っている販売会社は、以下の購入先情報からご確認いただけます。また、AJA-JP では購入前に製品を実際に確認できる、評価用の機材を無料貸出しています。

Copyright © 2021 AJA-JP