Digital Resource 社、AJA 製品で高校生によるメディア制作への挑戦をサポート

Digital Resource 社、AJA 製品で高校生によるメディア制作への挑戦をサポート

業界標準の制作機材で実践教育を支援

(2020 年 10 月 27 日) ─ これまでの数十年間、米国の学校では大学進学に向けたカリキュラムに重点が置かれていました。しかし最近では、学校の保護者、教員、経営者から、より専門的なスキルを身に付けられるトレーニングの導入が求められ始めています。以前より多くの高校が技術の導入と講師の雇用への投資を行っており、3D アニメーションから、石造建築技術、ロボット工学に至るまで、キャリア教育への支援は急速に身近になってきました。

テキサス州を拠点としてオーディオ・ビデオのシステムを提案しているシステムインテグレーター (SI 企業) Digital Resources 社によれば、特にキャリア教育の分野で関心を集めているのは、ニュース番組とライブイベントのビデオ・オーディオ制作だとしています。

同社に毎年代わる代わる訪れる新規顧客からは、AJA Video Systems が製造している様な、現場で実際に使われているメディア制作機器を取り入れた洗練された学内スタジオの構築を一様に求められています。

各学校ではその設備や機器を自在に操作して、日々のニュース番組が作られる工程の最初から最後までを学生たちに学ばせています。制作班、ニュースキャスター、ディレクター / 技術ディレクター、フロアディレクターの役割も生徒たち自身で務めています。生徒は制作ツールと各担当の役割を学ぶだけでなく、台本の書き方から、適切な声質、話し方、タイミング、テンポについても教わります。

テキサス州フリスコにある Prosper Rock Hill 高校も、この教育方法を採用している高校の内の一校です。同校は最近、Digital Resources 社の協力の元、最先端のテレビスタジオを完成させました。学生たちは、このスタジオを使用して学内向けに日々のニュースを制作し、生放送を行っています。

テキサス州フォートワースのノースウェスト独立学区 (ISD) も同様に、Digital Resources 社が構築したクリエイティブメディア制作アカデミーを通して、学生に 3D アニメーション、ライブイベント制作、放送などのキャリア教育を提供しています。カリキュラムを受けた学生の一部は、この貴重な経験により、卒業後に大学対抗競技やプロスポーツ向けの映像制作でビデオ・オーディオ管理を支える仕事に就けるほどの実力を身に付けています。

Prosper Rock 高校やノースウェスト ISD のような教育機関は、メディア制作の早期トレーニングが生み出す価値を実証し続けています。Digital Resources 社はさらに多くの地域やキャンパスが、これらの先例に続くと予想しています。

Digital Resources 社は、各プロジェクトに対し慎重に企画を行います。それぞれの学校で実施している教育課程の設計や構築を考慮して機器選定を行っており、各校が持つニーズを確実に満たせるようにしています。

Digital Resources 社 マーケテイング・セールスディレクターの Tim Bock 氏は以下のように述べています。

「高校卒業後は大学に進学、もしくは就職する予定であっても、実地での職業経験を積む価値はあります。実社会と同様の環境で制作ツールや仕事を学ぶ以上に、最適な習得方法はありません。当社は生徒たちが学内で放送スタジオの経験を積めるように学校を支援しています。

システムはすべて業界標準の制作機材で構成されていて、AJA 製品は常にその中に含まれています。AJA 製品は、ほとんどの最新スタジオ環境で主要な役割をしています。学生が使い方を覚えやすく、性能に対して非常に手ごろな価格なので、予算が限られている学校への導入には最適です。」

Digital Resource 社の各設計には、スペース、予算、講師の知識レベル、現状の構成、インフラなど、あらゆる要素が反映されます。設置条件はそれぞれ異なりますが、すべてのスタジオ設計図には、さまざまなカメラ、照明、プロンプター、そしてカスタマイズ可能なセットのデザインで構成されています。

機器の多数は、ギガビット・イーサネットと光ファイバーを備えたキャンパス内の調整室に格納されています。生徒たちはその調整室で、グラフィックからクレジットタイトル、スイッチングまで、あらゆる制作過程を確認できます。

現在、多くの学校では 1080p で制作と配信を行っていますが、Digital Resources 社は各施設の設計案に、4K/UltraHD および 2K/HD で記録が行えるデバイス AJA Ki Pro Ultra を 2 台盛り込むようにしています。1 台目はメイン映像の記録と再生、2 台目は予備映像の記録用として提案しています。

AJA の H.264 配信・収録デバイス HELO も業界標準の製品で、学校のウェブサイトや、Facebook Live のようなソーシャルプラットフォームへコンテンツを配信する際に使われます。

また、映像の劣化を起こさずにスタジオ内やスタジオ周辺に映像信号を流すために AJA KUMO 1616 ルーターも提案しています。

Bock 氏は以下のように締めくくりました。

「柔軟性があり、信頼性が高く、接続すればすぐに利用できるプラグ・アンド・プレイの製品は、我々にとって頼みの綱です。それが Ki Pro Ultra を採用し続けている理由です。HD/2K/4K での制作、記録、配信を箱から出してすぐに始められる AJA 製品は、学校からも好評をいただいています。撮影時に作られるファイルは、Avid、Adobe Premiere、Final Cut Pro X などの編集ツールで扱える形式で記録されているため、制作作業を担当する生徒は、渡されたファイルですぐに編集に取り掛かれます。

HELO はその小さな筐体に数多くの機能を備えており、ライブ配信と同時にデータ保存用の簡単なバックアップ記録が行えます。そして KUMO は信号のテストと測定に最適な製品です。

当社が採用している AJA 製品は、制作工程全体の多くの課題を解決してくれます。学校も生徒たちも懸念点が減らせるため、より楽しいクリエイティブなコンテンツの制作に集中できます。」

導入製品

AJA Video Systems について

AJA Video 社はビデオインターフェイス技術や、変換、デジタルビデオレコーディング、プロ用カメラ向けのソリューションを提供する大手メーカーで、1993 年の創業以来、プロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質で費用対効果の高い製品を供給しています。AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。

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当資料は、現地時間 2020 年 10 月 27 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。

メーカーリリース原文 : https://www.aja.com/news/user-stories/749

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メールアドレス : announce@aja-jp.com
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トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。

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