KONA XM

AI/AR 医療機器向けのビデオ I/O

KONA XM AI/AR 医療機器向けのビデオ I/O

概要

KONA XM は、AJA の次世代 I/O 技術であるストリーミング DMA (ダイレクトメモリアクセス) による超低遅延を実現します。医療向けの OEM 開発者は、これを用いて外科手術や医療用映像機器など生死を分ける現場で使用される機器の開発を行えます。KONA XM は、次世代向け医療用ビデオ技術ソリューションの中核となるよう設計され、認定されています。

KONA XM は、4レーン、PCIe 3.0 ビデオ I/O カードで、デュアル 12G-SDI BNC 端子 (入力用 1、出力用 1)、2 つのフルサイズ HDMI 2.0 端子 (入力用 1、出力用 1) を備えています。KONA XM は超低レイテンシーな設計で、入出力や処理において遅延が感知できないほどの強力なリアルタイムワークフローを実現します。

開発者は KONA XM の GPUDirect DMA 機能を用いてサブフレーム単位のレイテンシーを実現できます。この機能ではローカルの FPGA メモリーをバッファとして使用しません。ホストメモリーのデータをハードウェアアクセラレーター内に転送し、結果をホストメモリーにストリームバックします。

KONA XM は、世界基準の映像デバイスを開発する OEM 企業にとって最適な製品です。信頼性が高いクラス最高のビデオ I/O テクノロジーにより 4K/UltraHD/SD ビデオヘルスケアのイノベーションに貢献します。

概要

主な機能

主な機能

  • 最大 60p で 4K/UltraHD/2K/HD/SD のキャプチャーとプレイバック
  • 超低遅延 : ビデオ出力時、サブフレーム単位の遅延
  • 16 チャンネルエンベデッドオーディオ対応 単方向 12G-SDI 端子 × 2
  • VESA 対応 HDMI 2.0 入力端子と出力端子
  • RGB 4:4:4 12 ビットワークフローに対応
  • YCbCr 4:2:2 10 ビットワークフローに対応
  • OEM 用途向けに AJA SDK 経由で Windows と Linux に対応
  • インファームウェアマイクロコントローラー
  • 最大 4K/UltraHD のアルアチャンネル付きグラフィックに対応
  • SDI 経由で SDR/HDR 特性、カラメトリー、輝度を転送可能な VPID 信号
  • HDMI 経由で HLG、HDR10 に対応
  • AJA SDK 経由でオーディオにアクセス
  • ファン付きモデルとファンなしモデルから選択可能
  • 3 年間保証
NVIDIA IGX と Holoscan による 次世代医療処置

NVIDIA IGX と Holoscan による 次世代医療処置

AJA KONA XM は、NVIDIA の先端コンピューティング AI ハードウェアプラットフォーム IGX 推奨のビデオ I/O ソリューションです。KONA XM は NVIDIA Holoscan とスムーズに統合できます。IGX やその他の NVIDIA プラットフォームで開発しやすいソフトウェアソリューションです。NVIDIA IGX と Holoscan の組み合わせにより医療デバイス開発メーカーは、高機能の AI 処理されたオーバーレイ映像をリアルタイム、超低遅延でライブビデオに簡単に重ねて表示できます。さまざまな医療デバイスや革新的な医療ビデオソリューションの開発に繋がります。

超低遅延 / ストリーミング DMA

超低遅延 / ストリーミング DMA

KONA XM はストリーミング DMA (ダイレクトメモリーアクセス) で動作するアプリケーションに対応しています。DMA は、ビデオ I/O とコンピューターバッファとの間を直通して動作するため、カード上のメモリーを完全にバイパスできます。ストリーミング DMA への対応により、OEM 開発者はサブフレームレベルの低レイテンシーを実現でき、動的なビデオの扱いをより単純化できます。例えば、フレームレートが振れる可能性のある映像を扱う場合や、出力されるスキャンラインにできる限り近づける必要がある映像を生成したい場合に有効です。

 KONA XM 拡張現実手術支援ワークフロー図

KONA XM 拡張現実手術支援ワークフロー図

このワークフロー例では、ビデオソースは遠隔操作の PTZ カメラとロボット手術デバイスの 2 系統で、最大 UltraHD/4K で送出される映像信号を医療デバイスコンピューターシステム内に PCIe 接続された KONA XM に入力しています。この信号は、医療デバイスの演算プラットフォーム内で処理され、映像信号は AI/AR 映像を重ねた状態で執刀医が使用する手術ワークステーションに送信されます。

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IEC 60601-1-2 EMI/ESD 認証

IEC 60601-1-2 EMI/ESD 認証

KONA XM は、医療機器での使用を許可する厳しいテストに合格し、IEC 60601-1-2 EMI/ESD 認証を取得しています。

AJA SDK

AJA SDK

開発者は、AJA の SDK (ソフトウェア開発キット) に 2 つの方法でアクセスできます。この豊かで、深く、強力なビデオ技術のセットを使って創造性を発揮できます。AJA の SDK は Windows、Linux、macOS で利用可能です。最新の Apple 製 CPU にも対応しています。

AJA SDK の中心機能に最も素早く簡単に触れるには、AJA Open Source Developer として GitLab を使用してください。MIT ライセンスに基づいて使用可能です。

AJA が専有している技術とワールドクラスのサポートを利用するには、AJA Developer Program に参加してください。AJA Developer Program には、AJA との契約後、AJA SDK Developer 専用ページからアクセスできます。

AJA Open Source Developer として開発を開始した後、必要な場合には AJA Developer Program にも登録できます。

インファームウェアマイクロコントローラー

インファームウェアマイクロコントローラー

KONA XM ユーザーは、監視や安全上の目的のために製品カード上で直接コードを実行し、製品本体を含むシステム起動前に超低遅延な性能や、必要な機能を実装できます。

この機能により、デバイスの製造に先立ち、開発段階で人工知能や拡張現実を扱う映像のプレイバックに KONA XM の高いビデオ処理能力を試用できます。インファームウェアマイクロコントローラーの活用により、医療機器開発パートナーは、開発サイクルを短縮できます。

KONA XM 対応 OS

KONA XM 対応 OS

  • Linux Ubuntu 20.04 LTS、22.04
  • Linux Rocky 8.5、Rocky 9.1
  • Windows 11、10 およびアップデート
2 つの冷却オプション

2 つの冷却オプション

KONA XM には、アクティブ (ファン付き) 冷却モデルとパッシブ (ファンなし) 冷却モデルがあります。

  • 型番
    • ファン付き : KONA-XM-F-R0
    • ファンなし : KONA-XM-P-R0
業界最高水準のサポート

業界最高水準のサポート

業界で最高水準だと認識されている AJA のテクニカルサポートを、すべての AJA ユーザーが受けられます。導入、設定、操作、技術的な課題など、あらゆる場面で AJA にサポートを仰げます。

KONA シリーズには 3 年間の国際保証が設けられています。

KONA X

ストリーミング DMA に対応した新世代のビデオ I/O

kona x

KONA X は、次世代の AI ワークフローと AR ワークフローをサポートするために一から設計されました。4 レーンの PCIe 3.0 ビデオ I/O カードで、フルサイズの双方向 12G-SDI BNC 端子を 2 基、フルサイズ HDMI 2.0 接続端子 (入力用、出力用各 1 基) を搭載しています。KONA X は、ストリーミング DMA (ダイレクトメモリアクセス) によりサブフレーム単位の低遅延を達成し、入出力や処理で遅延がほとんど見分けられない強力なリアルタイムワークフローを実現します。ライブスポーツやバーチャルプロダクション* のような精密な処理が必要な用途に対応します。

4K/UltraHD、2K/HD, SD、10-bit 4:2:2、4:4:4、12-bit のカラースペースの映像にも対応します。KONA X はインジェストと出力が柔軟に行え、12G/6G/3G-SDI とフルサイズの HDMI 2.0 ポートが搭載されたモニタに接続可能です。キャプチャーと同時にパススルーが行える双方向性の 12G-SDI ポートは、計り知れない柔軟性をもたらします。対応するソフトウェアと併用すると、マルチチャンネルのキャプチャーとストリーミングが行えます。

KONA X は、AJA Control Room、Control Panel ソフトウェアと連携し、Adobe®Premiere®Pro、Apple®Final Cut Pro、Avid Media Composer®、FilmLight、OBS Studio、vMix 製品などの主要なコンテンツ作成アプリケーションに対応します。KONA X は、AJA のマルチプラットフォーム Developer SDK との互換性も備えています。

HDR* ワークフローを叶えるため、KONA X は HDR10+、HLG、PQ および Dolby Vision をサポートしており、SDI や HDMI 出力において豊富なカラーを提供します。

KONA X は、現在と未来に対応できる能力を持っています。

* アプリケーションに依存

概要

主な機能

主な機能

  • 最大 50/60p までの 4K/UltraHD/2K/HD/SD に対応
  • 最大 16 チャンネルのエンベデッドオーディオに対応した双方向 12G-SDI × 2
  • 最大 8 チャンネルのエンベデッドオーディオに対応した HDMI 2.0 入力と出力
  • RGB 4 : 4 : 4 12-bit (4K/UltraHD) ワークフローに対応
  • YCbCr 4 : 2 : 2 10-bit と HFR (ハイフレームレート) ワークフローに対応
  • VESA HDMI I/O 互換 - ビデオ・サブシステムのタイミングに依存しないため、あらゆる HDMI フォーマットのキャプチャと再生が可能
  • Apple Final Cut Pro、Adobe Premiere Pro、Avid Media Composer などに対応
  • AJA Developer SDK とインファームウェア・マイクロコントローラーにより OEM アプリケーションに対応
  • 4K クローズドキャプションに対応
  • SDI 経由で SDR/HDR 転送特性、カラメトリー、輝度に対応する VPID 信号伝送
  • PQ、HLG、HDR10、HDR10+、Dolby Vision に対応
  • HDR メタデータのキャプチャーと自動識別プレイバック
  • 最新の Apple 製 CPU に対応
  • オプションの KONA Xpand 拡張ボードで 2 値 / 3 値ビデオリファレンス (BNC) 、LTC 入出力、RS-422、8 チャンネル AES/EBU オーディオ (同梱のブレイクアウトケーブルを使用) 、2チャンネルアナログオーディオ入出力 (別売の DB-15 → XLR ケーブル経由) に対応
  • 3 年間保証
KONA X 概要ビデオ

KONA X 概要ビデオ

KONA X の素晴らしい機能を映像でご紹介します。

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超低遅延 / ストリーミング DMA

超低遅延 / ストリーミング DMA

KONA X は、ストリーミング DMA (ダイレクトメモリーアクセス) に対応しています。DMA はビデオ I/O とコンピュータのアプリケーションのバッファ間で動作します。そのため、カード上のメモリーを完全にバイパスできます。使用しているアプリケーションによっては、この機能によりサブフレームレベルの短さの待機時間を達成し、ダイナミックビデオの取り扱いを非常に簡潔にします。

バーチャルプロダクションワークフロー

バーチャルプロダクションワークフロー

最高でサブフレームレベルの遅延とストリーミング DMA エンジンに対応した最新の接続性を備えた KONA X は、近年のバーチャルプロダクション環境に最適です。

このワークフロー図では、 超低遅延の KONA X がバーチャルプロダクションワークフローの中心製品として使用されています。

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AR に Unreal Engine で対応

AR に Unreal Engine で対応

KONA X は、高品質なカメラソースを SDI 経由でリアルタイムにフッテージとしてキャプチャできます。 Unreal Engine で作られたバーチャル環境のフッテージと合成し、リアルタイムで放送向けに送出します。 このような、放送局、拡張現実 (AR)、バーチャルプロダクションなどで高まる需要に KONA X は対応します。

デジタルフィルム制作向けにもこれらの新しいワークフローは恩恵をもたらします。例えば撮影現場で、ライブアクション VFX 作品を撮影中、完全に合成された状態をリアルタイムで確認できます。その結果、撮り直しが少なくなり、俳優たちは自分たちが動いているバーチャル空間を理解できるようになるため、より高いパフォーマンスを発揮できます。最終的には、ポストプロダクションにスムーズに撮影データを渡せるため、様々な効率化を促し、コスト削減にも繋がります。

AR スポーツワークフロー

AR スポーツワークフロー

サブフレームレベルの低遅延を叶える KONA X とストリーミング DMA に対応するソフトウェアは、AR グラフィックスとグラフィックオーバーレイの同期や、視聴者との瞬間的なコミュニケーションが求められる e スポーツ / ライブプロダクションなどの環境では、欠かせない要素です。

このライブスポーツ放送のワークフロー図では、KONA X はリアルタイムでグラフィックを挿入したり重ねたりするために使用されています。

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ハードウェアキーイング

ハードウェアキーイング

KONA X に組み込みのハードウェアダウンストリームキーヤーと超低レイテンシーの組み合わせにより、リアルタイムで最大 4K/UltraHD でのグラフィックや映像のオーバーレイが簡単に行えます。

KONA Xpand ブレークアウトボードオプション

KONA Xpand ブレークアウトボードオプション

KONA Xpand は、KONA X の接続性を拡張するオプションの PCIe カードです。2 値 / 3 値ビデオリファレンス、さまざまなデバイスを制御するための 9 ピン RS-422 コネクター、8 チャンネルのアンバランス AES/EBU オーディオ I/O、KONA Xpand に同梱されるブレイクアウトケーブル経由で LTC 入出力を扱えます。2 チャンネルのバランスドオーディオ I/O は、どちらも利用可能です (別売の DB15 ケーブル経由)。

アプリケーションの互換性

アプリケーションの互換性

AJA Desktop 製品は、プロダクション、ポストプロダクション、配信などで使用される様々なソフトウェアアプリケーションとの比類ないワークフロー互換性を提供します。互換性についての詳細情報はこちら

NLE / VFX ソフトウェアへの対応

NLE / VFX ソフトウェアへの対応

最新の AJA Desktop Software は、Adobe Premiere Pro、Apple Final Cut Pro、Avid Media Composer で 4K ビデオをネイティブサポートし、KONA X で 4K ワークフローを進化させます。KONA X は、幅広いビデオフォーマットに対応しており、スポーツ、eスポーツ、バーチャルプロダクション、その他の最先端のワークフローに強力な I/O ツールを提供します。

2K/HD の視覚効果シーケンスと 4K の実写映像を行き来して使用する状況に対応するためにKONA X は高速なビットファイル切り替え能力も備えています。4K オペレーション用に調整された KONA X パーソナリティから、HD 以下専用のパーソナリティに 10 秒以内に切り替えられます。ファームウェアのアップデートを待つ必要もなく、再起動も必要ありません。業務効率を向上させる強力な選択肢です。

HDR NLE / VFX ソフトウェアへの対応

HDR NLE / VFX ソフトウェアへの対応

AJA Desktop Software は、Adobe Premiere Pro、Apple Final Cut Pro、Avid Media Composer など、多くのプロフェッショナル向けのサードパーティビデオソフトウェアアプリケーションで HDR をサポートしています。放送、ポストプロダクションで HLG、PQ、HDR10 ワークフローを利用可能で、709、BT2020、P3 を簡単に扱えるようにします。

HDR

HDR

HDR (ハイダイナミックレンジ) は標準的な信号に比べ、広色域で豊かな色彩、より明るい白色、そしてより深く暗い黒色を扱えます。これにより、イメージはより「生き生きとした」見た目になり、自然で真実味のある色を視聴者に届けられるようになります。

AJA の Control Room アプリケーションと一緒に使用する際にも KONA X の HDR ワークフローは恩恵を受けられます。AJA の Control Room と組み合わせて使用できる Control Panel アプリケーションに内蔵の HDR のテストパターンは、完璧に動作します。

AJA Control Room により SDI 経由での VPID 信号に対応します。SDR/HDR 伝達特性、カラリメトリー、輝度を伝送し、KONA X へ柔軟な出力オプションを提供します。KONA X は、SDI と HDMI から同時に HDR を出力できます。

AJA Control Room ソフトウェアを使用すると、SDI または HDMI で入力された信号から HDR メタデータを取得できます。キャプチャーした .mov ビデオファイルには HDR メタデータがエンベデッドされていて、本来のダイナミックレンジでプレイバック可能です。

AJA Control Room ソフトウェアと KONA X の組み合わせで HDR 自動検出機能が利用できます。収録された .mov ファイルにエンベデッドされた HDR メタデータを読み取り、KONA X に接続された HDMI モニタや SDI 出力に対応する HDR フォーマットに自動的に設定されます。Adobe Premiere Pro / Adobe Media Encoder で出力されるファイルベースの HDR メタデータ付き .mov ファイルにも対応します。これらのレンダリングされた出力は、AJA Control Room を使用して簡単かつ直感的に選択可能です。正確な HDR フォーマットが自動的に設定され、全てのフレームは、適切なタイミングに最高品質で表示されます。

HDR ソリューションを確認

4K クローズドキャプションへの対応

4K クローズドキャプションへの対応

  • AJA Control Room ソフトウェア
    • ANC 抽出ファームウェアにより CEA-608 または 608-in-708 に対応
  • 提供されている Avid および Adobe プラグイン
    • すべての SMPTE-291 (ANC) ベースのキャプションに対応
    • Adobe Premiere Pro は、RAW データが利用できる場合、ネイティブ 708 に対応します。例えば Adobe プラグインでは、Premiere から 708 のフルデータを受け取った場合、そのデータをデバイスにパススルー
    • Avid Media Composer は、アクティブなビデオの ANC (line 21) または ANC エクストラクター / インサーター経由の ANC (最大 UltraHD/4K) に対応
AJA 開発者向け SDK

AJA 開発者向け SDK

開発者は、AJA の SDK (ソフトウェア開発キット) に 2 つの方法でアクセスできます。この豊かで、深く、強力なビデオ技術のセットを使って創造性を発揮できます。AJA の SDK は Windows、Linux、macOS で利用可能です。最新の Apple 製 CPU にも対応しています。

AJA SDK の中心機能に最も素早く簡単に触れるには、AJA Open Source Developer として GitLab を使用してください。MIT ライセンスに基づいて使用可能です。

AJA が専有している技術とワールドクラスのサポートを利用するには、AJA Developer Program に参加してください。AJA Developer Program には、AJA との契約後、AJA SDK Developer 専用ページからアクセスできます。

AJA Open Source Developer として開発を開始した後、必要な場合には AJA Developer Program にも登録出来ます。

インファームウェアマイクロコントローラー

インファームウェアマイクロコントローラー

KONA X ユーザーは、監視や安全上の目的のために製品カード上で直接コードを実行し、製品本体を含むシステム起動前に超低遅延な性能や、必要な機能を実装できます。

 Apple 製 CPU に対応

Apple 製 CPU に対応

Desktop Software は、Apple 製 CPU に最適化されており、AJA macOS ドライバー、アプリケーションプラグイン、AJA Control Room、AJA Control Panel、AJA System Test にネイティブ対応しています。

Apple Mac Pro との互換性

Apple Mac Pro との互換性

AJA は、Apple の新しい Mac Pro との完全な互換性を提供します。これには、Metal との互換性を備えた AJA Control Room 対応など、様々なアプリケーションの広範な対応が含まれます。

最大 4K を扱う高解像度のワークフローに対応します。KONA X は、ハイパフォーマンスなワークフローを実現する完璧な製品です。

KONA X と OS との互換性

KONA X と OS との互換性

  • macOS 13.x (Ventura) 、macOS 12.x (Monterey) 、macOS 11.x (Big Sur) 、macOS 10.15 (Catalina) 、macOS 10.14 (Mojave) 、macOS 10.13 (High Sierra) に対応します。注記 : macOS のバージョンが低い場合には、いくつかの機能が制限される場合があります。
  • Linux Ubuntu 20.04 LTS, 22.04 に対応
  • Linux Rocky 8.5 と Rocky 9.1 に対応
  • Windows 11、10 とアップデートに対応

* 注記 : macOS のバージョンが低い場合には、いくつかの機能が制限される場合があります。

業界最高水準のサポート

業界最高水準のサポート

業界で最高水準だと認識されている AJA のテクニカルサポートを、すべての AJA ユーザーが受けられます。導入、設定、操作、技術的な課題など、あらゆる場面で AJA にサポートを仰げます。

KONA シリーズには 3 年間の国際保証が設けられています。製品保証に関する詳細情報は、製品マニュアルでご確認ください。

KONA® HDMI

マルチチャンネル HD またはデュアルチャンネル 4K/UltraHD を HDMI でキャプチャー

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KONA HDMI は、8 レーンの PCIe 2.0 マルチチャンネル HDMI キャプチャーカードで、業界で定評のある AJA 品質と柔軟性を兼ね備えています。

ゲーム、ストリーミング、VJ、ライブイベントでのスイッチング、ビデオブログ、VR、ポストプロダクション、放送局などに求められる複数のワークフローに応える設計がされています。この強力なキャプチャーカードは、最大 4K/UltraHD 60p のデュアルチャンネルもしくは、最大 2K/HD 60p の 4 チャンネルのキャプチャーに対応します。

また KONA HDMI は、AJA SDK だけでなく、Video for Linux® にも対応しています。マルチチャンネルで HDMI のインジェスト、スイッチング、モニタリングをしたり、それらを連動させたりするソリューションの開発者にとって最適な選択肢です。

製品概要

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主な機能

  • 最大 50/60p までの 4K/UltraHD/2K/HD/SD に対応
  • フルサイズ HDMI 入力 x 4、入力毎に最大 8 チャンネルの HDMI エンベデッド オーディオ
  • 2 チャンネルの 4K/UltraHD または 4 チャンネルの 2K/HD 同時にキャプチャー
  • HDMI 2.0 (ポート 1 と 2) および HDMI 1.4b (ポート 3 と 4)
  • RGB 4:4:4 12-bit、YCbCr 4:2:2 10-bit および HFR (ハイフレームレート) ワークフローに対応
  • ゲームコンソールやカメラなどからの素晴らしい HDR 映像をキャプチャー
  • PQ、HLG、HDR10、HDR 10+ および Dolby Vision 対応
  • HDR メタデータをキャプチャー
  • Video4Linux (V4L2 Color) および DirectShow 対応
  • Adobe、Avid、OBS Project、Telestream などのソフトウェアとの互換性
  • Apple M1 チップへも対応
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Apple シリコン対応

Desktop Software v16.1 以降は、Apple シリコンに最適化されており、AJA macOS ドライバー、アプリケーションプラグイン、AJA Control Room、AJA Control Panel、AJA System Test でネイティブ対応しています。

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Apple Mac Pro に対応

AJA は、Apple の新しい Mac Pro との完全な互換性を提供します。これには、Metal との互換性を備えた AJA Control Room 対応など、様々なアプリケーションの広範な対応が含まれます。

この新しいワークステーションと KONA HDMI の相性は抜群です。デュアル 4K とマルチチャンネルの HD HDMI ワークフローを扱うプロダクション向けに、8 レーン PCIe マルチチャンネル で HDMI 2.0 信号のキャプチャと再生を提供します。

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マルチチャンネル HD キャプチャーとストリーミング

KONA HDMI は、ライブストリーミングとスイッチングに最適です。最大 4 チャンネルの 1080p HDMI ビデオキャプチャーを 1 枚のカードで実現します。

KONA HDMI の性能は、Telestream Wirecast、vMix などといったサードパーティ製のソフトウェアを通してライブストリーミングやイベント制作を行う際にも発揮されます。
HDMI 出力を備えたカメラ、ゲーム機、プレゼンテーションシステムなどを同時に最大 4 台まで接続でき、それらをスムーズに切り替えられます。

また KONA HDMI は、AJA SDK だけでなく Video for Linux (V4L2) にも対応しています。マルチチャンネルでの HDMI インジェスト、スイッチング、モニタリング、あるいはそれらを連動させたりするソリューションの開発者にとって最適な選択肢です。

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最大 4K/UltraHD 60p をキャプチャー

KONA HDMI は、HDMI 2.0 経由で最大 60p のデュアルチャンネル 4K/UltraHD キャプチャーを可能にする、類まれで強力な製品です。

シングルチャンネルのキャプチャー用途には、AJA Control Room ソフトウェア (無料) が最適です。編集またはエフェクトソフトウェアで使用するパッケージを選択して、キャプチャーとデジタルメディア作成が行えます。

Mac ユーザーは、KONA HDMI を Thunderbolt™ シャーシーに入れることで iMac® と MacBook Pro® で使用できるようになります。

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HDR

HDR (ハイダイナミックレンジ) は標準的な信号に比べ、広色域で豊かな色彩、より明るいホワイト、そしてより深く暗いブラックを表現できます。これにより、イメージ (画) はより『生き生きとした』見た目になり、自然で真実味のある色を視聴者に届けることができるようになります。

KONA HDMI は HDR 信号に対応しており、適応することができます。HDR 対応の PS4® Pro のようなゲーム機から HDR 信号を HDMI 経由でキャプチャーすることも可能です。

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Unreal Engine での AR 対応

高画質カメラからのリアルタイム映像を HDMI 経由で KONA HDMI を用いてキャプチャーし、Unreal Engine で作成したバーチャル空間にそのフッテージを融合しリアルタイムで放送向けに送出する - このような高まりつつある放送局向けの要望や AR (拡張現実) のニーズなどへも KONA HDMI は対応します。

デジタルフィルム制作向けにもこれらの新しいワークフローは恩恵をもたらします。例えば撮影現場で、ライブアクション VFX 作品を撮影中、完全に合成された状態をリアルタイムで確認できます。その結果、撮り直しが少なくなり、俳優たちは自分たちが動いているバーチャル空間を理解できるようになるため、より高いパフォーマンスを発揮できます。最終的には、ポストプロダクションにスムーズに撮影データを渡せるため、様々な効率化を促し、コスト削減にも繋がります。

KONA HDMI × Unreal Engine クイックスタートガイド

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KONA HDMI 互換 OS

  • macOS : 12.x (Monterey)、11.0 (Big Sur)、10.15 (Catalina)、10.14 (Mojave)
  • Linux Ubuntu : 20.04 LTS、18.04 LTS
  • Linux Redhat/CentOS : (8) および (7)
  • Windows 11、Windows 10 (アップデートを推奨)
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様々なソフトウェアに対応

AJA のハードウェアは、編集、ビジュアルエフェクト、グラフィックス、ストリーミング業務向けの広範囲なソフトウェアに対応しています。同一の AJA デバイスであれば、同一システム上の異なるアプリケーションで使用することができます。さらに AJA は、同社のハードウェアを最適に使用するための無料アプリケーションを数種類提供しています。それらのアプリケーションは特定のソフトウェアパッケージに依存しません。そのため、貴重なリソースを余計なことに引っ張られることなく、お客様独自のワークフローを構築可能です。

KONA HDMI は macOS®、Windows®、Linux と互換性があります。

ソフトウェア対応表

KONA® 1

3G-SDI で効率的にキャプチャーとプレイバック

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KONA 1は、放送局、ポストプロダクション、ProAV、OEM 開発者向けに設計された堅牢でコスト効率の高い I/O カードです。シリアル制御とリファレンス / LTC に対応し、シングルチャンネルの 3G-SDI で 2K/HD 60p が扱えます。KONA 1 は標準的なアプリケーションプラグインにより、AJA、Adobe®、Avid®、Apple®、Telestream のアプリケーションを利用して、キャプチャー、モニタリング、プレイバックが行えます。さらに、AJA SDK にも対応しています。KONA 1 は、3G-SDI フォーマットと16 チャネル SDI エンベデッドオーディオ入出力に対応したフルサイズの SDI、Genlock 用のリファレンス / LTC 入力、RS-422 制御用のポートも搭載されており、キャプチャーと同時にモニタリング (パススルー出力により) が行えます。

製品概要

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主な機能

  • 最大 2K/HD 60p をシングルチャンネル 3G-SDI でキャプチャーまたはプレイバック
  • フルサイズ 3G-SDI BNC ポート
  • PCIe 2.0 (2 レーン)
  • 主要なクリエイティブアプリケーションに対応
  • 外部 RS422 ポートを外した、ロープロファイル PCIe 2.0 で利用可能 (OEM のみ)
  • ANC キャプチャーと処理
  • 8/10 ビット YCbCr と RGB フレームバッファフォーマット
  • 16 チャンネル SDI エンベデッド Audio 入出力、24 ビット 48kHz
  • HD/SD Genlock、リファレンスビデオまたは LTC 入力 (選択可能)
  • 3 年間保証
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強力でシンプルな 3G-SDI で、最大 60p の 2K/HD をキャプチャーとプレイバック

KONA 1 は高い費用対効果とプロビデオ向けの 3G-SDI に対応し、インジェスト、編集、ビジュアルエフェクト用のアプリケーションとの確かな互換性を提供します。

Adobe、Avid、AJA Control Room などのアプリケーションに対応し、3G-SDI で最大 2K 60p のキャプチャー、モニター、出力をフレーム単位の正確さで行えます。

リファレンスや LTC を出力し、放送局、プロダクション、ProAV、クリエイティブ フィニッシングプロジェクト業務に求められるフレームの安定性とタイムコードをベースとした信頼性をを提供します。

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Apple Mac Pro に対応

AJA は、Apple の新しい Mac Pro との完全な互換性を提供します。これには、Metal との互換性を備えた AJA Control Room 対応など、様々なアプリケーションの広範な対応が含まれます。

高解像度のワークフローを扱うプロダクションにとって、この新しいワークステーションと KONA 1 の組み合わせは最適で、シングルチャンネルの 3G-SDI のキャプチャ及びプレイバックを提供します。

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ワークフロー

macOS、Windows、Linux に対応した KONA 1 は、キャプチャー中に 3G-SDI 信号を SDI 端子からパススルー出力することで、高い費用対効果かつシンプルな接続で 2K/HD/SD ワークフローを実現できます。

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開発パートナー向けの強力なプラットフォーム

AJA のデベロッパープログラムに参加いただくと、パートナーとなった企業は AJA 製品を自社の製品に組み込めるようになります。開発パートナーは、信頼性の高い AJA のビデオ I/O デバイスと AJA に蓄積された開発知識を自社の技術に活用し役立てられます。 開発費を抑えられ、AJA 製品と自社の技術を統合した製品をいち早く市場に投入できます。

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関連情報

日々進化する放送技術に対し、AJA は世界中の放送、制作、ポストプロダクション、システムインテグレーターが将来に渡って使用できる技術を提供しています。

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