
LUT-box は 3D LUT をロードすることにより、任意のソースシグナルに対するカラールック調整を行い、HDMI モニターと SDI モニターへの同時出力を 1 台で実現します。
製品概要
インラインカラー変換
通常の REC709 ビデオカラースペース外 (LOG 素材など) の映像素材を扱う場合、クライアント レビューや承認を受ける際に適切なカラー表現がなされていないと、現場や編集スタジオの両方で混乱を招く原因となりかねません。LUT-box は、任意のソース シグナルに対する適切なカラー「ルック」がすべてのモニターで表示されるようにし、オリジナル映像についてはオリジナルのカラールックを維持することにより、さらなるダイナミックレンジの活用を可能にします。

高品質なファイルフォーマット
12-bit の処理機能を備えた LUT-box は、16 ポイントまたは 17 ポイントの 3D LUT に対応しているため、正確なカラー表現を可能にします。
また 10-bit/12-bit 1D LUT を 3D LUT に先立って適用できるため、3D LUT での処理前に追加キャリブレーションや画像処理を実行することができます。
以下を含む複数の LUT フォーマットに対応します。
- .3dl
- .lut
- .txt
- .cube

幅広い接続性
LUT-box は幅広い信号フォーマットの 3G や Dual-Link 入力に対応します。 SDI と HDMI の同時出力により、補正されたカラー信号を複数のモニターで確認できます。

オーディオの統合
入力は最大 16 チャンネルのエンベデッド SDI オーディオをサポートし、最大 8 チャンネルのエンベデッド HDMI オーディオで出力します。2 チャンネルのアナログオーディオ出力により、オーディオを個別にディスエンベデッドすることなく、外部から直接モニタリングすることが可能です。