AJA 社、最新版 Adobe Premiere Pro CC をサポートし、ハイブリッドログガンマ (HLG) での HDR ワークフローに対応

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米国報道発表資料抄訳 - 2017 年 4 月 21 日

KONA 4、Io 4K、KONA IP 向けの新しい AJA デスクトップソフトウェア v13によって Adobe Premiere Pro で HLG プレイアウトと JPEG 2000 のワークフローを可能に

カリフォルニア州グラスバレー (2017 年 4 月 19 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、 Adobe Creative Cloud® シリーズのうち今春リリースされる Adobe® Premiere® Pro CC で利用できる刺激的で新しい HDR (High Dynamic Range) と JPEG 2000 のワークフローへの対応を発表しました。 AJA の新しいデスクトップソフトェア v13 は、新たな HDR に対応し、AJA のデスクトップ I/O カード KONA 4 または Thunderbolt 対応の I/O デバイス Io 4K を利用して Adobe Premiere Pro から HLG (ハイブリッドログガンマ) プレイアウトができるようになりました。

さらに、AJA の次世代デスクトップカード KONA IP と新しいオプションのファームウェアにより JPEG 2000 ストリームからの非圧縮入力に対応しました。また Adobe Premiere Pro から J2K ストリームにリアルタイムエンコードすることもできます。これらのワークフローはどちらも、2017 年 4 月 24 日から 4 月 27 日まで、Las Vegas Convention Center で開催される NAB Show 2017 の AJA 社の展示ブース (No SL2505) にて実演予定です。

新たに HLG へ対応したことで、AJA の KONA 4 または Io 4K ハードウェアを使う Adobe Premiere Pro のエディターは、HDR 素材をより柔軟に扱うことができるようになります。 HLG は、業界で幅広く受け入れられている最新の HDR フォーマットです。KONA 4 および Io 4K のユーザーは、Premiere Pro で最新の強力なワークフローツールを使いながら、HDR で正確にモニターすることができます。

KONA IP 向けの新しいオプション JPEG 2000 ファームウェアライセンスによって、MPEG2 トランスポートストリームでエンコードされた JPEG 2000 のリアルタイム入出力が可能となります。KONA IP を使用すれば Adobe Premiere Pro エディターは、IP ベースの JPEG 2000 ワークフローに参加することができ、世界的な AIMS (Alliance for IP Media Solutions) 放送 IP 相互運用に準拠します。

Adobe 社、プロフェッショナルビデオ担当部門責任者 Sue Skidmore 氏は以下のように述べています。

「AJA は長年、Adobe のビデオソリューションに対応する、信頼性と柔軟性を備えた I/O ハードウェアを提供してきてくれました。 当社のユーザーが HDR と IP ベースのワークフローに移行する際、AJA が導入している技術更新が助けとなることを嬉しく思います。」

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は以下のように述べています。

「Adobe は高度なビデオワークフローをサポートしている先進企業です。そして HLG への対応が加わったことによって、Premiere Pro のエディターはシームレスに HDR へ移行することができます。AJA は、IP ベースのポストプロダクションや放送局のエコシステムが登場した初期からの支援者です。当社の KONA IP カードで Premiere Pro から JPEG 2000 キャプチャとプレイアウトが可能になったことに満足しています。」

Premiere Pro からの HLG プレイアウトに対応した新しいデスクトップソフトウェア v13は、近日中に AJA のサポートページから無料でダウンロード可能になる予定です。KONA IP のオプションである JPEG 2000 ライセンスサポートは有償で提供されます。発売日及び発売価格は近日発表予定です。

KONA IP について

KONA IP は TR-01 対応の JPEG 2000 を始め、プロビデオ業界向けの IP ベースワークフローのために設計されたデスクトップビデオ & オーディオ I/O です。業界で高い評価を得ている AJA の PCIe キャプチャ & プレイバックカード KONA シリーズの次世代製品でもある KONA IP は、HDR10 と HLG にも対応しています。KONA IP は AJA の Control Room に加えて、プロフェッショナル向けの幅広いビデオやオーディオソフトウェアと連携しており、主要なサードパーティ製コンテンツ作成アプリケーションで使用する堅固な SDK ツールにも対応しています。

KONA 4について

KONA 4 は、強力な 8 レーン PCIe 2.0 ビデオ & オーディオデスクトップ I/O ソリューションです。SD から HD、2K、4K までのすべてをフル 10-bit 4:2:2/4:4:4 サンプリングで処理し、すばらしく鮮明な画像を実現する比類なき機能を提供します。

Io 4Kについて

Io 4K は、最新の 4K や UltraHD デバイスとハイ フレーム レートのワークフローに対応し、プロフェッショナル向けのあらゆるビデオ & オーディオ接続機能を備えた、最新のキャプチャ & 出力デバイスです。Thunderbolt 2 の技術に対応した Io 4K では、SDI と HDMI の両方で、SD から HD、UHD、フル 4K までさまざまフォーマットを処理でき、最高 50p/60p の 4K フレームレートにも対応します。

AJA Video Systems について

1993年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオ インターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。

本リリースに関する問い合わせ先

AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)
メールアドレス : announce@aja-jp.com
TEL:0120-973-562 / FAX:03-6913-9590
所在地 : 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11F

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