プレスリリース

米国報道発表資料抄訳 - 2016 年 4 月 18 日

無料の RovoControl ソフトウェアで Mac OS X、Windows、Linux 上から HDBaseT と RS232 経由でシンプルなコントロールを実現

ネバダ州、ラスベガス、NAB カンファレンス (ブース No SL2505)(2016 年 4 月 18 日 ) — AJA Video Systems 社は本日、RovoControl を発表しました。RovoControl は無料のアプリケーションで、1 台もしくは複数台の RovoCam を制御可能です。RovoControl は AJA 最新のコンパクトブロックカメラ RovoCam を完全に制御する効率の良いツールです。UltraHD/HD に対応している RovoCam は工業、企業、防犯、ProAV、放送に適したカメラです。内蔵された HDBaseT インターフェイスにより、非圧縮ビデオ、電力、ステレオオーディオ、RS-232 によるコントロールを 1 本の CAT 5e/6 ケーブルで行え、最大 100m まで延長できます。RovoControl は RovoCam の主要なカメラ機能を簡単に制御するアプリケーションで、HD ワークフローにおいてユニークな仮想 PTZ コントロールを行えます。

RovoControl v1.0 ソフトウェアの特徴:

• ズーム、フォーカス、アイリスの制御。
• UltraHD フレーム内を 1080p のボックスを移動させて行う電子 PTZ 制御。 HD ワークフロー向けに ROI (Region of Interest : 関心領域) 技術で切り出し、パン、チルト、ズームを実現。
• UltraHD と HD の間で動的に解像度を切り替え。
• Windows、Mac OS X、Linux に対応。

将来の RovoControl アップデートでは更に機能を追加予定です。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は次のように述べています。

「RovoCam は、広さとインフラの制限により導入が躊躇されていた多くの場所で、高品質なビデオをキャプチャーできる新たな可能性を広げました。RovoControl ソフトウェアは、ライブイベントから放送、防犯、その他に至るまで様々な場面に応用できるユニークな機能により、RovoCam を簡単に制御できるようにします。」

RovoCam について

RovoCam は、裏面照射型 CMOS センサーの技術と Sony の優れた画像処理能力を搭載した Sony 4K FCB-ER8300 ファンクションカメラブロックを中心に構成されています。堅牢性と耐久性を兼ね備えたアルミニウムを外装に持つ、信頼性が高く実用的でコンパクトな RovoCam は、小型で軽量な形状のおかげで、いかなる環境下でも簡単に取り付けることが可能です。一方で、受信機となる RovoRx-HDMI は、HDMI 出力を備えており RovoCam に最もシンプルに統合します。HDBaseT を介し、すべてのビデオ/オーディオ信号、電力、制御を提供します。 また、RovoCam はサードパーティ製の受信機とも互換性があります。

RovoCam の機能

• HDBaseT インターフェイスにより、1 本の CAT 5e/6 ケーブルで非圧縮ビデオ、ステレオオーディオ、制御及び電源を供給
• 4K (UltraHD) および HD 解像度に対応
• 1/2.3 タイプ 8.9 メガピクセルの裏面照射型 CMOS センサー
• 12 倍光学ズームレンズ内蔵 (スーパーレゾリューションズームとの組み合わせで最大 20 倍)
• 広範囲な自動制御およびマニュアル制御による画像処理装置を統合
• カメラに取り付けられる電源と RS-232 接続で最大限の柔軟性を追加
• Sony VISCA カメラ制御をサポート
• PiP 電源に対応するステレオマイク入力
• どの側面からも取り付けられる標準的なマウントオプションを搭載した加工アルミニウムケース
• Sony 製 SNC-UNIHB/1 屋外ハウジングと互換

トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。