TruZoom™

他に類を見ない、リアルタイム 4K

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AJA TruZoom™ アプリケーションと Corvid Ultra ハードウェアの組み合わせは、リアルタイムでの 4K の収録、スケーリング、再生や、AJA TruScale 映像処理とタイムラインベースの完璧なキーフレームコントールを用いた高品質な選択領域 (ROI) 抽出を行える、他に例を見ない先進的なシステムです。

Corvid Ultra

TruZoom™ 概要

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レコーディング

より大きなフレームサイズを求める動きに加え、スムーズな動きや臨場感のある映像の為に、より高いフレームレートが求められています。48、50、60 といったハイフレームレートは UltraHD や 4K といったフレームサイズの拡大と共に一般的になってきています。

これらの需要の増加に応えるため、TruZoom は幅広いビデオフォーマットの入力や録画をサポートしています。720p、1080p、1080i、UltraHD、4K および Canon C500 RAW データがサポートされ、どのようなワークフローにも適応出来るよう 60fps にも対応します。

入力ビデオ信号はネイティブ解像度の DPX ファイルとしてローカルの RAID に保存されます。C500 の RAW モードでは RAW データは .rmf ファイルとして保存されます。DPX ファイルは TruZoom 内で再生することができ、.rmf ファイルも Canon RAW オプションにより可能な限り高い画質でリアルタイムにディベイヤーや再生を行うことが可能です。

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ライブスケーリング

スポーツ放送やイベントプロダクションなどのライブ環境において、4K カメラは会場のワイドショットをキャプチャーするために使用されます。 TruZoom はこの 4K イメージ中の選択領域 (ROI) を、放送や収録で使用する HD 解像度にスケーリングし、出力することが可能です。

これにより、複数のカメラを使用したり、収録後にリフレームを行うよりも確実にフレーム範囲をカバーすることができます。また選択領域が予測可能な状況では、選択領域のプリセット保存機能や素早いリコール機能を使用して、その場において擬似的に複数カメラをスイッチングする様なテクニックを用いることもできます。

TruZoom の応答性の高いコントロール機構は、キーイベントを迅速かつ簡単にコントロールでき、選択領域 (ROI) のリアルタイム操作を可能とします。AJA の TruScale スケーリングハードウェアは、オリジナルの画像品質を可能な限り高く維持しながら、注目領域を拡張するためのパワーを提供します。

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プレイバック

TruZoomのユーザーインターフェイスでは、選択した画面領域をキーフレーム操作で完全に制御することができます。インターフェイス内のインジケーターを見ながら外付けのジョイスティックとマウスを操作することにより正確に選択することが可能です。

記録されたファイルは、ローカルドライブから再生することができます。ライブフィードのように選択領域 (ROI) を選択することもできますが、キーフレームによる変速再生や特定のイベントのハイライト映像を保持する機能も備わっています。加えて選択領域 (ROI) はライブ操作することが可能ですので、生放送やイベントプロダクションにおいてリアルタイム・パンスキャンを行うことができます。

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カメラとの統合

TruZoom は、AJA CION と統合しており、最大 120fps のRAW ワークフローに対応します。4K の解像度で素晴らしいスローモーションを再生できます。

Canon C500 で撮影された RAW データも同様に TruZoom に取り込むことができ、Corvid Ultra の RAW ディベイヤー ファームウェアオプションを使用して、リアルタイムに RGB 変換を行えます。

更に、TruZoom は Vision Research Phantom カメラの live ST 425-3 出力をサポートする唯一のシステムです。このハイスピードカメラを初めて、放送用のアプリケーションに簡単に統合しました。

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Corvid Ultra

AJA Corvid Ultra は、TruZoom にリアルタイム入力、プロセッシング、ビデオ出力機能を提供します。入出力は 3G、HD-SDI、4K-SDI、4K HDMI、並びにエンベデッド オーディオと AES オーディオを扱うことが可能で、SD から 4K ビデオフォーマットにおいて、毎秒 60 フレームまでのフレームレートをサポートします。また、最大 16-bit ハーフフロート RGBA 色深度によるフルカラースペース変換を実現します。

高品質な AJA TruScale™ のハードウェア拡張カードは、いかなる解像度であっても驚異的な品質を提供し、RAW ディベイヤリングオプションでは Canon RAW ファイルのリアルタイムな再生が行えます。ホストコンピュータとの通信は 8 x PCIe ホストアダプタにより各方向 25000+MBs で行われます。

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TruScale™

AJA の TruScale™ テクノロジーにより任意のサイズに切り出し可能な高品質のイメージスケーリングを実現します。Corvid Ultra はどのサイズでも素早く取り込み、小さなサイズの Web ビデオから 5K 解像度の画像まで、可能な限り最高の品質を維持しながら、あらゆる解像度へとスケーリングすることが可能です。

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広範囲の接続性

4K、2K、HD、その他どのような組み合わせでも、Corvid Ultra は映像や音声、データ接続を伴う様々なワークフローに簡単に接続できます。2RU サイズで、どのような場所にも Corvid Ultra の性能を統合することができます。

接続端子を表示

主な機能

  • 4K や UltraHD ソースからの選択領域 (ROI) 抽出スケーリング出力
  • TruScale™ と Corvid Ultra を利用した高品質なスケーリング
  • 高フレームレート (HFR) と 4:4:4 ワークフローをサポート
  • リアルタイム信号、または記録された非圧縮ファイルの操作
  • 即時再生と高品質なインタラクション
  • 全てのパラメータをキーフレームで操作可能
  • オンスクリーンインジケーターによる直感的なインターフェイス
  • 外付けジョイスティックとキーパッドコントローラーを付属
  • AJA CION による最高 120fps の AJA Raw ワークフローに対応
  • Canon C500 のリアルタイム RAW ディベイヤーファームウェアに対応 (オプション)
  • Windows で動作する最新の HP ワークステーションに対応

設定ガイド

Truzoom™ システムの環境設定ガイド

TruZoom システムを適切に動作させるためには特別なシステム要件を満たすことが必要です。 現在サポートされているコンポーネントと設定を以下に示します。 TruZoom システムは、サポートされたワークステーションおよびストレージ構成を選択することで運用が可能となります。

この Web ページには、TruZoom のシステム構成に関する最新の情報が記載されています。今後、新たに AJA によって認定される製品や設定についても、このページに加えられます。

ワークステーション

TruZoom システムを構成するには、GPU カードや Corvid Ultra ホスト インターフェイス ブリッジ、RAID コントローラなどの PCIe カードをワークステーションにインストールする必要があります。

HP Z820

現在は、Windows 7 のインストールされたデュアルプロセッサ仕様の HP Z820 が使用できるワークステーションとして認定されています。製品構成により、PCIe カードの挿し方にはいくつかのオプションがあります。以下の表から、いずれかのオプションを選択し、システムのマザーボード上で推奨される PCIe スロットにカードを取り付けます。

  オプション 1 オプション 2 オプション 3
Slot 1 空き 空き 空き
Slot 2 GPU GPU GPU
Slot 3 空き/GPU によって占有されます。 空き/GPU によって占有されます。 空き/GPU によって占有されます。
Slot 4 Corvid Ultra HIB (ホストインターフェイスブリッジ) Fiber もしくは External SAS コントローラー Fusion-IO card - A
Slot 5 空き 空き Fusion-IO card - B
Slot 6 Fiber もしくは External SAS コントローラー Corvid Ultra HIB Corvid Ultra HIB
Slot 7 空き 空き 空き

ストレージオプション

TruZoom とローカルストレージの構成にはいくつかのオプションがあります。認証された各オプションの設定は、このページに要約されています。 1つのストレージ構成を選択し、TruZoom システムに適切なハードウェアをインストールしてください。

内蔵 SSD RAID 構成

RAID コントローラー
TruZoom に対応する認証されている RAID コントローラーは LSI 9271-8iCC RAID コントローラーです。
詳細な製品情報については、LSI のウェブサイトをご覧ください。
http://www.lsi.com/products/raid-controllers/pages/megaraid-sas-9271-8iCC.aspx
LSI RAID コントローラーは、以下に記載する詳細設定の説明で示すとおり、RAID 5 に設定する必要があります。
ドライブトレイモジュール
RAID 用のドライブは、専用の SAS / SATA ドライブのトレイモジュールに収容する必要があります。
Athena Power BP-425SAS トレイモジュールは TruZoom 用に認証されたデバイスです。
http://athenapower.com/node/99
各ドライブトレイには、4 つの SSD ドライブを収容することができます。合計で 8 ドライブ必要なので、2 つのドライブトレイをインストールする必要があります。
ドライブ
ビデオファイル用のローカルストレージには、8 台の Intel 製 SSD ドライブが必要です。各ドライブには 240GB 以上の容量が必要で、RAID 内のドライブは全て同じ容量でなければなりません。240GB 以下の容量の Intel SSD ドライブは、現時点ではサポートされていません。
http://www.intel.com/content/www/us/en/solid-state-drives/solid-state-drives-dc-s3500-series.html
SAS ケーブル
2 つの SAS/SATA ファンアウトケーブルで 2 つの Athena Power のドライブトレイに収容されている Intel SSD ドライブに LSI RAID コントローラーを接続する必要があります。このケーブルは、次の情報を使用することでいくつかのオンラインショップから調達することができます。
SFF-8087 (デバイス) 4 x SATA (ホスト) ファンアウトケーブル

内蔵 Fusion-IO 構成

Fusion-IO カード
ビデオストレージ用に 2 つの Fusion-IO 1.65TB ioFX カードを使用することがサポートされました。Fusion-IO の詳細については、Fusion-IO のウェブサイトでご覧になれます。
http://www.fusionio.com/products/iofx/
上記に示したワークステーションオプションに基づいて、適切なスロットに 2 つの Fusion-IO カードをインストールし、メーカーのインストール手順に従ってください。

外付けファイバーチャネル RAID による構成

ファイバーチャネルカード
ビデオストレージ用に外付けファイバーチャネル RAID システムの使用がサポートされました。この構成で認証されるファイバーチャネルカードは ATTO 84EN です。
http://www.attotech.com/products/product.php?cat=1&scat=1&sku=CTFC-84EN-000
上記に示したワークステーションオプションに基づいて、適切なスロットにカードをインストールし、メーカーのインストール手順に従ってください。
外付けドライブシャーシ
この構成で使用するために認証された外付けドライブシャーシは、Promise の VTrak E830f RAID サブシステムです。
http://www.promise.com/storage/raid_series.aspx?region=en-US&m=960&sub_m=sub_m_2&rsn1=1&rsn3=37
ドライブ
この構成では、12 個の Intel SSD ドライブが必要になります。ドライブは Intel S3500 と Intel S3700 の 2 つのモデルがサポートされています。
S3500 ドライブ使用時は、すべてのドライブが同じ容量で、1 ドライブにつき 240GB 以上の容量が必要になります。
http://www.intel.com/content/www/us/en/solid-state-drives/solid-state-drivesdc-s3500-series.html
S3700 ドライブ使用時は、すべてのドライブが同じ容量で、1 ドライブにつき 400GB 以上の容量が必要になります。
http://www.intel.com/content/www/us/en/solid-state-drives/solid-state-drivesdc-s3700-series.html

ダイレクトアタッチドストレージ SAS 接続 RAID

RAID コントローラー
認証されている RAID コントローラーは LSI 9286cv-8eCC RAID コントローラーです。詳細な製品情報については、LSI のウェブサイトをご覧ください。
http://www.lsi.com/products/raid-controllers/pages/megaraidsas-9286cv-8ecc.aspx
LSI RAID コントローラーは、以下に記載する設定詳細説明で示すとおり、RAID 5 に設定する必要があります。
外付けドライブシャーシ
この構成で使用するために認証された外付けドライブシャーシは、AIC 24bay XJ3000-2s24s デュアルポートシングルエクスパンダーシャーシです。
http://www.lsi.com/products/raid-controllers/pages/megaraidsas-9286cv-8ecc.aspx
ドライブ
この構成では、24 個の Intel SSD ドライブが必要になります。ドライブは Intel S3500 と Intel S3700 の 2 つのモデルがサポートされています。
S3500 ドライブ使用時は、全ドライブが同じ容量で、1 ドライブにつき 240GB 以上の容量が必要になります。
http://www.intel.com/content/www/us/en/solid-state-drives/solid-state-drivesdc-s3500-series.html
S3700 ドライブ使用時は、全ドライブが同じ容量で、1 ドライブにつき 400GB 以上の容量が必要になります。
http://www.intel.com/content/www/us/en/solid-state-drives/solid-state-drivesdc-s3700-series.html
SAS ケーブル
2 つの SAS/SATA ファンアウトケーブルを外付けドライブシャーシの RAID コントローラーに接続する必要があります。このケーブルは、次の名称を使用することでいくつかのオンラインショップから調達することができます。
SFF-8087 (デバイス) 4 x SATA (ホスト) ファンアウトケーブル

ストレージ容量

4096×2160pixel、10-bit RGB、60fps の 4K に対応する RAID 構成での総記録時間は以下のとおりです。

 Record Time (minutes)
 8-Drive RAID12-Drive RAID24-Drive RAID
SSD SizeRAWYUVRAWYUVRAWYUV
240GB 37 19 74 37 112 57
300GB 46 24 93 47 140 71
480GB 74 38 149 76 223 114
600GB 93 47 186 94 279 142
800GB 124 63 248 126 372 190

RAID 構成

LSI RAID コントローラー

次の手順で、TruZoom アプリケーションの性能を適切に使用するためのドライブアレイを構成します。

  1. LSI のドライバーをインストールした後に、LSI MegaRaid Management アプリケーション開いてください。
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  2. バーチャルドライブを作成します。
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  3. Advanced options を選択します。
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  4. RAID 5 を選択し、Data protection を Disable にします。そして、ドライブを Add して Create Drive group を行います。
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  5. Fast Initialize を選択し Stripe Size を 64K、Write Policy を Always Write Back にします。
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  6. Yes を押して、Write Policy の選択を Always Write Back にします。
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  7. Summary で設定を確認します。
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