朝日放送テレビ(株)、ファイルベースワークフロー構築に多数の AJA 製品を活用

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テレビ朝日系列局で全校高等学校野球選手権大会期間中に放送される、同大会のダイジェスト・ドキュメンタリー番組『熱闘甲子園』。朝日放送テレビ株式会社では、同番組を始めとするスポーツ/ニュース番組の制作現場、ポストプロダクション施設に、AJA 社の KONA 4、Io 4K、Io XT、その他数え切れないほどの Mini-Converter を導入し、ワークフローを構築している。

スポーツニュース番組の制作現場でマルチカム編集を実現

『熱闘甲子園』のようなダイジェスト番組では、編集に割ける時間があまりなく、機材やワークフローの一新に踏み出せず、従来のテープベースのリニア編集システムを用いている制作現場が未だに多い。

「テープベースでは編集中にマルチ画面で収録素材を視ることができなかったので、基本的にプログラムをスイッチングアウトさせて編集していました。」朝日放送テレビ株式会社 技術局 制作技術センター 山村 哲士氏は語る。

山村氏「当日夜の OA まで時間がないため、全ての収録テープを確認してシーン (素材) を選ぶことは不可能でした。せっかく収録データが多く集まっても、一度も見ずに埋まってしまうということも多々ありました。」

『熱闘甲子園』の制作現場では、5年前からファイルベースのノンリニア編集に移行している。現在は、回線を使って球場から送られてくるカメラ9台のライブ出力を PC 経由でダイレクトに共有ストレージにインジェスト、編集端末は Final Cut Pro と Io XT を組み合わせて、 9 画面のマルチ編集を行っている。そのため、全ての素材を確認しながらの編集が可能となった。

Thunderbolt 接続の Io XT でノンリニア編集の工数を大幅に削減

同社では以前から Final Cut Pro をメインの編集ソフトウェアとして使っており、編集端末を従来の Mac Pro から現行モデルに移行する際には、すぐに安定した状態で編集作業に入ることのできる IO デバイスが求められていた。その結果、放送局の仕様条件を満たす Thunderbolt 接続の IO デバイスとして Io XT 導入が決まった。

局内のポストプロダクション施設では、様々な種類のカメラで収録されたデータがファイルコピー端末で共有ストレージにバックアップされ、同時に ProRes 422 で自動エンコードしている。そのため、Mac Pro 端末で Io XT を使って、すぐにスムーズなノンリニア編集を可能にしている。

山村氏「KONA 3 から Io XT に移行しても、本体の形状が変わっただけで、使用用途に変わりはありません。安定して動いてくれるのが何よりです。Thunderbolt 接続に変わり、収録現場での運用や緊急時の予備用に MacBook Pro とすぐに繋げて、編集システムとして使えるようになった点は、とても便利だと思います。」

時間との勝負が求められる現場で決心したファイルベースへの移行と AJA 製品の導入は、 人件費と約 3 千本のテープ削減、そして作業時間の効率化を実現している。

KONA 2 の導入から適時 AJA 製品をアップデート

山村氏「AJA 製品の導入は KONA 2 から始まりました。正直当初は問題も多かったですが、2005 年に KONA 3 を導入して以来、特に大きなトラブルもなく順調に運用できています。 昨年からは 4K 用の設備も導入したので、4K 編集用に KONA 4 や、運用に入る前の諸々の検証 (主に 4K テスト) に開発部で使われている Io 4K など、これからも順当に AJA 製品を買い換え、機材をアップデートしていく予定です。」

取材協力

ABC 朝日放送テレビ(株)

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