オランダ アムステルダム、IBC カンファレンス Stand 7.F11 (2017 年 9 月 15 日) ─ AJA Video Systems 社は IBC 2017 で、12G から Fiber あるいは Fiber から 12G への変換に対応した新しい FiDO シリーズのミニコンバーターを発表しました。また、ミニコンバーター Hi5-4K-Plus (3G-SDI から HDMI 2.0 へ変換) と 3GM (3G / 1.5G マルチプレクサー / デマルチプレクサ―) は、新価格が発表されました。それぞれ Hi5-4K-Plus は 98,000 円から 84,000 円、3GM は 112,000 円から 70,000 円に値下げします。

AJA の新しい FiDO コンバーターは、1 本の光ケーブルで 4K / UltraHD / 2K / HD / SD のビデオとオーディオを最長 10km 転送します。新しい 12G-SDI モデルは以下の通りです。

• FiDO-TR-12G トランシーバー
• FiDO-2T-12G デュアルチャネルトランスミッター
• FiDO-2R-12G デュアルチャンネルレシーバー
• FiDO-T-12G シングルチャンネルトランスミッター
• FiDO-R-12G シングルチャンネルレシーバー

新しいトランシーバー、トランスミッターおよびレシーバーは、AJA の SDI /光ファイバーコンバーター FiDO (Fiber Digital Optical) シリーズを発展させた製品で、SMPTE 関連の仕様を満たしています。コンパクトな筐体は、ラックや中継車、スタジオにも調和する設計です。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は次のように述べています。

「われわれは、最新の HDR および 4K / UltraHD のワークフローと共に、12G の高速性と柔軟性を備えた新しい 12G-SDI コンバーターを、当社のミニコンバーターシリーズを踏襲した堅牢で安定した筐体でリリースしたいと考えていました。当社の 12G FiDO モデルは、放送局、プロダクション、ポストプロダクション、ProAV といった専門分野で、信頼できるソリューションを提供します。」