hdr10-sdk-press

米国報道発表資料抄訳 - 2017 年 9 月 15 日

IBC でプレリリースとして実演

オランダ アムステルダム、IBC カンファレンス Stand 7.F11 (2017 年 9 月 15 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、4K ワークフローに対応する当社の受賞歴のあるビデオおよびオーディオ I/O 製品向けのデベロッパー SDK (ソフトウェア開発キット) が、HDR10+ に対応することを発表しました。HDR10+ によるダイナミック・メタデータに対応した、この新開発の SDK は、IBC でプレリリースとして実演されます。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は以下のように述べています。

「ダイナミック・メタデータによって、シーン毎に画質を調整できるようになり、目を見張る画質が得られるようになります。われわれは、当社の SDK が HDR10+ に対応することを開発パートナーの皆様にご案内できることにとても興奮しています。これによって、われわれの開発パートナーは、できる限り早くユーザーの方々へ最新の HDR 制作ツールのすべてをお届けできるようになります。」

HDR 10+ は HDR 10 を元に構築された規格で、シーン毎さらにはショット毎の変化に対応する、ダイナミック・メタデータ等が追加されました。この規格によって、ディスプレイのカラースペースが認識できるようになるほか、様々なことが可能になります。

  • SMPTE 2094-40 準拠 色空間変換向けダイナミック・メタデータ (DMCVT)
  • シーン毎、ディスプレイ毎に最適化された色変換
  • 補足カラーグレーディング情報をメタデータトラックで伝達
  • 最低限必要なシグナルインターフェース : HDMI 2.0a
  • プレイバック時のカラー表示 : BT.2020 もしくは BT.709 (ディスプレイに依存)
  • プレイバック転送機能 : ST 2084 準拠
  • プレイバックビット深度 : 10 ビット
  • オープン規格

OEM パートナーおよび開発担当者の皆様は、ぜひこの機会に AJA デベロッパー・プログラムにご登録頂き、AJA の SDK パッケージをお試しください。HDR10+ 対応は現時点では、4K に対応している KONA 4、Io 4K および Thunderbolt™ 3 を搭載した新製品 Io 4K Plus 向けのベータ版 SDK の新機能です。ベータ版 SDK は、希望者にのみ公開されます。AJA のウェブサイトからお申し込みください。 http://www.aja.com/developer/request

AJA Video Systems について

1993 年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。

本リリースに関する問い合わせ先

AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)
メールアドレス : announce@aja-jp.com
TEL:0120-973-562 / FAX:03-6913-9590
所在地 : 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11F

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